
試作品の今回。
本の通りに作ったA体型Sサイズ(身長165cm)です。
仕上がりを見て、
「うわ。これはデカイわ。ちょうど良くなるのは来年かしら」
と思ったんですが、着せてみたらジャズトサイズ。
来年はたぶん着られないでしょう。
今回の型紙は、クライ・ムキさんのもの。
この方のパターンとは長いお付き合いで、娘の赤ちゃん時代からなんです。
当時かなりの貧乏生活でしたが、子供服作りの月刊誌『手づくりママキディ』と『こどもブティック』だけは毎月買っていたので、ずっと『キディ』で活躍されてたクライさんのパターンで、私はソーイングを覚えたようなものです。
なつかしい^^
このデザイナーさんのパターンは、とってもシンプルで初心者でも作りやすいんですよね。
解説もわかりやすいし。
ただ、どちらかというと直線的なので、凹凸の多い婦人服はどうかなー、といった感じです。
↓この本で作りました

袖口の開き処理。
今回で3種類の作り方を学びました。
たぶんこのクライさんの作り方が一番簡単で見栄えもよくて覚えやすいんでしょうけど……
厚地には向きません。
綿ネルでもちょっとゴロゴロしちゃう。
トータル的には、前回私のシャツを作った時の、水野佳子さんの袖口開きが私的にはベストかも。
仕上がりもシンプルだけど、それでいて充分^^

背中にはタックがひとつ入ってます。
動きやすいね。
ヨークは2枚仕立て。
ネルの時は、裏ヨークは滑りのよい裏地(英語ではliner)を使った方がいいみたい。

現在息子は身長160cm弱。
ガリガリなくせに身長のわりに肩幅があり、腕がちょっと長めなんですね。
この165cm用の型紙だと、丈は少し長いですが、肩と袖はちょうどいいサイズです。
ちなみにこの写真では、シャツの下に長袖のTシャツを着ています。
【次回の修正箇所】
・前打ち合わせの縫い代、襟の部分が本の通りに直線なので、三つ折りにした状態のカーブに直す
・袖口の短冊開きは、水野佳子さんのやり方で型紙を作る
・裏ヨークには裏地を使う(裏カフスも?)
・ネルでは目打ちの印付けが利かないので、何か対策を考える
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