どうすりゃいいんでしょうね、クリスマス!(笑)
そりゃ、日本に住んでた頃には、疑問を感じながらも家族が喜んでくれるなら、と、ちょっとしたご馳走やケーキを作っておりました。
しかし、信仰が当たり前にあって、みんなそれぞれの神を誇らしく拝んでいるこのアメリカで、ただのイベントとしてクリスマスを祝うのは、
とても恥ずかしいこと、というか、冒涜的行為に思えてしまって、我が家では何もしないことにしました。
そもそも、渡米した最初の年に娘が仲良くなったお友達2人。
一人はクリスチャンの韓国人、もう一人はユダヤ教のユダヤ人。
うちの子は土曜日に日本語補習校があるので、日曜日に遊びたいと言っても、二人とも教会に行ってるので無理なんですよ。
毎週そんな感じなので、私も娘も宗教について考えるようになりました。
うちは典型的な日本人です。
初詣や七五三には神社にお参りするけど、実家には仏壇があって、私たちも死んだらきっとお寺に葬られることでしょう。
でも私と夫の結婚式は神前だったし、子供たちに対する日々の『しつけ』は恐らく儒教からきてるもの。
アメリカのこの家には仏壇も神棚もないけど、寒川神社のお札はきちんと奉ってあります。
「じゃあ、仏教なの神道なの?」
と聞かれたら、価値観や日本人のアイデンティティとしてはやっぱ神道なんでしょうね。
そこらへんのことを子供たちに説明するのは難しいけど……
10年前からわかりやすい言葉で説明し続けた甲斐あってか、今年などは誰もクリスマスについては言及せず、むしろ
「アメリカではこの時期『Happy Holiday!』と挨拶するのが普通なのに、なんで日本人は『メリークリスマス!」って返答に困ること言うんだろうね」
とコメントするようになりました(^^;
……そんな我が家なので、今日はケーキもチキンもなく(未確認ですが、娘によるとアメリカのクリスマスはポークを食べるそうですよ)、アツアツの煮込みうどんで大満足でした♪
「プレゼントをもらえるチャンスが少なくなるのは可哀想だから」
と、この時期子供たちへのプレゼントだけは欠かしてませんけど、それも最近では
「来年使う手帳がいいな」
と実用的なリクエスト(^^;
下の息子も中学生になった頃から、さすがに我が家にもサンタは来なくなりましたしねぇ(笑)
(子供たちがサンタを信じてた頃は、ほんっとに可愛かったんですよ〜。一生懸命お手紙書いたりして^^)
なので、こんな風にクリスマスは宗教行事と捉えている日本人家族もいるので、めったやたらに「メリークリスマス!」と言うのはやめましょうよ、という本日の日記です。
ごめんね、返答に困るから〜(^^;
(お歳暮感覚で「一年お世話になりました」のギフトはするけども〜)
そんな疑問、感じたことないですか?