とるにたらない日々 *写真および文章の無断転載はご遠慮ください*
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ことの発端はグループワーク。
私は英語が話せないので、グループワークやディスカッションは本当に苦手なんです。
でもこの授業では今のところ、意見を強制されないから大丈夫……
と思っていましたら、今日は宿題だったショートライティングを(といっても、1ページ半ほどのエッセイ形式です)、グループ内で一人ずつ読んで、代表者を選んで前で話す、というものでした。
宿題だったライティングは2本。
1本目を順番に読んでいって、私の番になったところ、読んでる途中からグループの人たちがなんとなくソワソワ。
ペンをいじったり、ノートをめっくったり、「早く終われ!」っていう、いつも感じるあの空気なんですよ。
ライティング自体が良くないのもわかってる上に、きっと私の話す英語は聞き取れないんだろうなー、と思ったら、とたんに緊張してしまいました。
わかります?あの緊張。
汗が出るとかそんなレベルじゃなく、視界が薄暗くなっていくようにすら感じます。
もう病的だわ、これは。
で、その後、各グループの代表者が一人ずつ前へ出て発表。
えーーーっ、これって軽くスピーチじゃん!?
毎回こんなことやるの!?
……なんかもうたまらなくなって、休憩時間に教授に話に行きました。
私のおどおどした様子で気づいたのか、
「廊下に出て話したい?」
と、誰もいないベンチをすすめてくれた優しい教授です。
「ええと……先生は、ESLの生徒でも受け入れてくれますか?」
「もちろんだよ!全然問題ないよ! 過去に何人か受け持ったことがあるけど、みんな頑張ってたよ。そのうちの一人なんか、スピーチクラスだけじゃなく、僕のディベートクラスも取ってよくやってたよ」
「ごめんなさい。本当に私、緊張しちゃってダメなんです。でもこれが取らなくてはならない最後のクラスだし、卒業の手続きももうしてしまったし、7月には他州に引っ越してしまうから……」
「つまり、これが最後のチャンスなんだね」
「はい、先学期にはキックアウトされてしまいました」
と、いきなりブワッと涙が。
うへぇ、なにこれ恥ずかしい!
すると教授、私の肩を叩いて
「I'll never kick you out! I can help you, I promise!」
うわーん、ますます泣いちゃうじゃないか!
トイレで顔を洗って教室に戻り、先ほどと同じグループで2本目のライティングを読み合いました。
たまたま、2本目のテーマは、
『いかにしてスピーチへの不安を取り除くか』
という、教科書に沿ったもの。
私の場合は、「ひたすら練習あるのみ。だって普段は英語を話す機会も相手もないから」ということと、「キックアウトされてしまった経験から恐怖心は強いが、それを乗り越えるにはポジティブなイメージを持ち続けるしかない」と、短いライティングだったけど、今度はゆっくり話したら、グループの人たちみんな、「すごくいいじゃない!」「いいスピーチになると思うから、前で話せば?」とか言ってくれて。
うわーん!
やめてよぅ、嬉しいじゃない泣いちゃうじゃない。
グループの人たち、私が英語を話せない人だとは知らずに、1本目では「なんだこの頭の悪そうなオバサンは」ぐらいに思っていたようです。
結局グループの代表はほかの人にやってもらったけど、
「私、このグループ好きよ。もうメンバー変えないで毎回このままやらせてくれればいいのに」
とみんなが言っているのを聞いてたら、もう涙ぽろぽろ止まらなくなってしまい、教授のジョークにゲラゲラ笑いながらも、授業が終わるまで泣いてました。
うー恥ずかしい!
小学生かよ私!
でも、なんか、ほっとした。
私の英語が本当にダメなこと、早いうちにみんなに知っておいて欲しいと思ってたし。
それに、先学期にキックアウトされたことが、自分で思っている以上にこたえてたみたい。
きっとどこかの時点で、ちゃんと事情のわかる人に話を聞いてもらって、泣いてしまえたらよかったんだろうな。
今日はずいぶんとみっともないことになってしまったけど、次回には今までより、気軽にクラスメイトにも話しかけられそうな気がします。
---------------
拍手コメントありがとうございます。
お返事です♪
>桃。さん
ありがとうございます(^^)
私も桃。さんの写真には、いつもそそられてますよ〜♪
カルボナーラのレシピ、調べないと。
ふふふ。
私は英語が話せないので、グループワークやディスカッションは本当に苦手なんです。
でもこの授業では今のところ、意見を強制されないから大丈夫……
と思っていましたら、今日は宿題だったショートライティングを(といっても、1ページ半ほどのエッセイ形式です)、グループ内で一人ずつ読んで、代表者を選んで前で話す、というものでした。
宿題だったライティングは2本。
1本目を順番に読んでいって、私の番になったところ、読んでる途中からグループの人たちがなんとなくソワソワ。
ペンをいじったり、ノートをめっくったり、「早く終われ!」っていう、いつも感じるあの空気なんですよ。
ライティング自体が良くないのもわかってる上に、きっと私の話す英語は聞き取れないんだろうなー、と思ったら、とたんに緊張してしまいました。
わかります?あの緊張。
汗が出るとかそんなレベルじゃなく、視界が薄暗くなっていくようにすら感じます。
もう病的だわ、これは。
で、その後、各グループの代表者が一人ずつ前へ出て発表。
えーーーっ、これって軽くスピーチじゃん!?
毎回こんなことやるの!?
……なんかもうたまらなくなって、休憩時間に教授に話に行きました。
私のおどおどした様子で気づいたのか、
「廊下に出て話したい?」
と、誰もいないベンチをすすめてくれた優しい教授です。
「ええと……先生は、ESLの生徒でも受け入れてくれますか?」
「もちろんだよ!全然問題ないよ! 過去に何人か受け持ったことがあるけど、みんな頑張ってたよ。そのうちの一人なんか、スピーチクラスだけじゃなく、僕のディベートクラスも取ってよくやってたよ」
「ごめんなさい。本当に私、緊張しちゃってダメなんです。でもこれが取らなくてはならない最後のクラスだし、卒業の手続きももうしてしまったし、7月には他州に引っ越してしまうから……」
「つまり、これが最後のチャンスなんだね」
「はい、先学期にはキックアウトされてしまいました」
と、いきなりブワッと涙が。
うへぇ、なにこれ恥ずかしい!
すると教授、私の肩を叩いて
「I'll never kick you out! I can help you, I promise!」
うわーん、ますます泣いちゃうじゃないか!
トイレで顔を洗って教室に戻り、先ほどと同じグループで2本目のライティングを読み合いました。
たまたま、2本目のテーマは、
『いかにしてスピーチへの不安を取り除くか』
という、教科書に沿ったもの。
私の場合は、「ひたすら練習あるのみ。だって普段は英語を話す機会も相手もないから」ということと、「キックアウトされてしまった経験から恐怖心は強いが、それを乗り越えるにはポジティブなイメージを持ち続けるしかない」と、短いライティングだったけど、今度はゆっくり話したら、グループの人たちみんな、「すごくいいじゃない!」「いいスピーチになると思うから、前で話せば?」とか言ってくれて。
うわーん!
やめてよぅ、嬉しいじゃない泣いちゃうじゃない。
グループの人たち、私が英語を話せない人だとは知らずに、1本目では「なんだこの頭の悪そうなオバサンは」ぐらいに思っていたようです。
結局グループの代表はほかの人にやってもらったけど、
「私、このグループ好きよ。もうメンバー変えないで毎回このままやらせてくれればいいのに」
とみんなが言っているのを聞いてたら、もう涙ぽろぽろ止まらなくなってしまい、教授のジョークにゲラゲラ笑いながらも、授業が終わるまで泣いてました。
うー恥ずかしい!
小学生かよ私!
でも、なんか、ほっとした。
私の英語が本当にダメなこと、早いうちにみんなに知っておいて欲しいと思ってたし。
それに、先学期にキックアウトされたことが、自分で思っている以上にこたえてたみたい。
きっとどこかの時点で、ちゃんと事情のわかる人に話を聞いてもらって、泣いてしまえたらよかったんだろうな。
今日はずいぶんとみっともないことになってしまったけど、次回には今までより、気軽にクラスメイトにも話しかけられそうな気がします。
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拍手コメントありがとうございます。
お返事です♪
>桃。さん
ありがとうございます(^^)
私も桃。さんの写真には、いつもそそられてますよ〜♪
カルボナーラのレシピ、調べないと。
ふふふ。
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