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いや、
「掃除してもどうにもならないや〜」
っていう“諦観”じゃないですよ(^^;;;


春休みが終わったばかりだというのに、またしても高校はお休みの本日。
息子の部活の練習はあったので、送り迎えしつつ、あさってのブックセールに備えてお掃除デーでした。
最高気温18℃と暖かかったので(でも週末にはまた氷点下まで下がるみたい……)、久しぶりに窓を開けて掃除して、気持ちよかったです^^



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タイトルの件。

……アメリカ生活12年目と長くなりましたが、つい最近までフルタイムの学生だったこともあり、日本人駐在員さんとのお付き合いがほとんどありませんでした。
(カレッジが行動エリアのほとんどだったので、カレッジで知り合った駐在さんのみ)

そのため、シカゴに引っ越してきてから初めて知った駐在さんの本音、というか……
ちょっと目からウロコで忘れられないひと言があります。



日本語補習校のPTA仕事をたまたま一緒にやることになったあるお母さんの言葉で始まった会話。

「私、ほんと友達いないんですよ」

「またまたぁ、そんなことないでしょう? 私なんかと違って社交的に見えますよ^^」

「うーん、なんか『もうイイ』、って感じ。日本でも転勤多かったし海外もここで3ヵ所目だから、もう疲れちゃった。ゼロから友達作って、いいお付き合いしてても離れちゃうし、そのたびに悲しいし

……そんなお話をしてくれて間もなく、彼女は他州へと転勤で引っ越して行きました(/_;)




私、駐在歴長い人や、海外を転々としてる人は、友達作りや出会い&別れに慣れているのかと思ってた。
どこに行ってもいろんな集まりに積極的に参加して、すぐに友達ができるのかと思ってた。
こんなに引っ越しのたびに、友達と会えなくなることを悲しんでる私がおかしいのかな、って。



「私だけじゃないんだ」
って今日あらためて思ったのは、娘との会話。

娘が仲良くしてる日本人のお友達の一人が、やはりお父さんのお仕事でずっと海外を転々をしてるお宅。
そのお母さんとはお話する機会はないままなんですが(子供が大きくなると、親同士のお付き合いはほぼナシ)、娘曰く、
「めっちゃ面白いお母さんだよ。『私、友達いないの〜(ワラ』ってほとんど外に出ず、2ch読んだり何か作ったりしてるらしい。きっとママと気が合うよ」
と。


……なるほどなー、と思っちゃいました。
ある意味、幸せな諦めですよね。
諦めがつかずにもがいているうちはつらくて悲しくてどうにかなりそうだけど、家の中に幸せを見つけられるようになったら、急に楽になれるんですよ。
きっとハタから見たら不幸なのかもしれないけど、生活環境がどうにもならないなら、諦めちゃった方がはるかに楽。
いろいろ面倒なお付き合いを頑張ることもないしさ。


そういえば私が渡米間もなくていろいろ苦しんでいた駐妻時代、同じ会社のベテラン駐妻さんの一人が、会社がらみのどうしても出席しなくてはならない集まり以外は、日本人とのお付き合いを極力避けてました。
お子さんいらっしゃらない40代半ばの方でしたので、子供関係のあーだこーだもないし。
その奥さん、大の読書好きで、これまであちこち海外赴任しても本だけは日本の実家から定期的に送ってもらっていたそうです。



……我が家もまた海外勤務になるのは避けられないようなので、私も幸せな諦めを身に着けたいと思います^^





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無題
初コメです。
今日はいろいろありがとうございました。
私もほぼ2年ごとの引越で、疲れています。
でも出会いは宝だと信じて、出会いの機会を楽しもうと思っています。
別れがあっても、会いたければいつか会えそうな気がするし?
だから日本に帰ってもいつかまた会いましょうよ!
Kazu 2013/04/11(Thu)11:49:49 編集
>Kazuさん
ブックセールではたくさんお買い上げくださって、ありがとうございました!
(サラダも美味しかったです♪♪)

2年ごとの引っ越しでは、確かに心も体も疲れそうですね。
なんだかんだ言いながらも、南カリフォルニアでは9年も同じエリアで暮らせたので、その点では恵まれていたと思います。

私も常々『出会いは宝』と思っているのですが、渡米当初の“出会い”がアレだったもので、すっかり警戒するようになってしまいました。
(まったく知らない繋がりもない日本人から渡米3日目に電話がかかってきて、家賃やらビザの種類やら訊かれ「仲良くしましょう。遊びに来てね」って言われたらビビるよね、普通w。突然の訪問や、家の前で集団でまちぶせなんかもありました)

でもここは全然雰囲気が違いますね。
最初からシカゴ郊外に赴任になっていたら、もっと出会いやお付き合いを楽しめていだろうなぁ〜。

ぜひまたお会いしましょう。
日本ではちょっと遠くなりそうですが、私はネットのどこかにいますから(笑)

【2013/04/13 18:10】
こんばんは
引越準備が進んでいるようですね。
紙や布物は重いですよね。笑

友達作りは疲れるけどドキドキして楽しいものですが
引越前提だと考えてしまいますね。
私の住んでるエリアの日本人社会はすごく狭いので
ほとんど日本人との付き合いはありません。笑
ある人に言ったことが会ったこともない人に知られてしまうっていうのが気持ち悪くて。

旦那が無職なのでいつも一緒だし
彼が私のソウルマイトなので
友人はどうしても必要ではないっていうのが本音です。

好きなことをやって毎日平凡に暮らしていけるのは決して不幸だとは思いませんよ。なんてね。笑

また読メで〜
ルーミー 2013/04/09(Tue)18:09:40 編集
>ルーミーさん
読メからありがとうございます^^

引っ越し準備、頭では「あーしてこーして」と考えてるんですが、我が家の誰も何もしてません(笑)
こんなんで本当に帰国できるのかなぁ(^^;

海外でも、国やエリアによるのでしょうね。
以前暮らしてたカリフォルニアは日本人がとても多かったけど、なんだか“日本人村”がすごく密な感じがして時々怖かったです。
ほとんどの日本の物が手に入るので暮らしやすかったけど、ルーミーさんのおっしゃるように、話がばーーーって広がる現象や、私の知らない人が私のことを知っていたり。

旦那さまがソウルメイトとは、うらやましいかぎりです。
うちの場合は会話もほとんどないし、子育て共同体ではあるけれど、喜びやワクワクを夫とシェアできないことの方が多いです。
渡米前は独身時代から続けていた仕事や、自分の趣味の世界&仲間があったので、夫の転勤による海外引っ越しによってそれらを失ったことがとてもつらかったのでした(今でも引きずってるかも…)

シカゴに来てから、それほどたくさんの日本人と知り合ったわけではないですが、20代の若奥様を除いてほとんどの方が海外を転々としてる方ばかりでちょっと驚いてます。
こういう雰囲気の日本人コミュニティ(?)ならば、避けるでも求めるでもなく、自然体で生活できそうなんですけどね^^

……12年アメリカで暮らして、その間に子育てもほぼ終わりに近づき、この帰国がひとつの大きな節目になりそうです。
【2013/04/13 17:36】
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profile
name : ゆう

住所:イリノイ州シカゴ郊外
2001年8月カリフォルニア州オレンジカウンティに渡米

2010年7月現住所に転居
出身:東京の下町
年齢:高1と高3の子供がいるようなお年頃
職業:主婦+大学生(休学中)

専攻:
Irvine Valley Collegeの
Computer Information Management; Desktop Publishingで
AS Degree(理系準学士)を修得&卒業。
現在はHarper Collegeの
Computer Information Systems; Web Developmentで
Certificateコースを休学中。

好き:
本、書店巡り、読書、筒井康隆、島田荘司、
綾辻行人、伊坂幸太郎、有川浩、文章書き、
洋裁、Mac、サイト作り、ジャズ、ビール、
DTP、ウェッブデザイン、電子書籍、
バーボン、アドベンチャー&ノベル系ゲーム、
スキー、車&オートバイの運転、カメラ

嫌い:
英語、人種差別、Gで始まる黒いアイツ

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