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とるにたらない日々            *写真および文章の無断転載はご遠慮ください*
2024/04
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↑「春よ、こいこい」の気持ちを込めて、去年の春に撮影した庭のラッパ水仙。
このあたりでは、春まだ雪の残るうちから彩りを添えてくれる花です^^


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やっと乾燥機の修理完了!
これで思うぞんぶん洗濯できますわ〜♪ \(^o^)/


で、修理はSearsのHome Serviceにネットで予約して来てもらいました。
これ、かなり便利ですよ〜。
なんたって電話しなくていいんですから(笑)
キッチンやランドリー、エアコンの修理、カーペットクリーニング、家の修繕なんかもやってくれます。


12年前に私が渡米した頃は、Searsの店舗(デパート)も時々見かけたんですが、ここ数年はどんどん閉店していってます。
「大型チェーン店が軒並み閉店するほど、そんなに景気が悪いのかなぁ」
と思っていたら、カレッジの経済学の先生が興味深いことを言ってましたよ。

Searsは、もともとは19世紀末に始まったメールオーダー(カタログ通信販売)の店だったんですって。
アメリカは広いから、その頃なんて店で買い物するにもひと苦労。
日用品ぐらいならまだしも、ちょっと気の利いた服や家具、雑貨などは、何時間もかけて町に出て、手に入るもので満足するしかなかった。
だから農家はもちろん、郊外でも「Searsにオーダーするよ」という時には、女性や子供はワクワクと盛り上がり(最大の娯楽ですね)、手紙でオーダーした後は首を長くして商品の到着を待ったのですって。
わかる気がするわ〜。
21世紀の今だって、日本のアマゾンや楽天からの小包の待ち遠しいことよ^^

んでね、リーマンショック後、Searsがバタバタと店舗を閉じたのは、教授曰く
「賢い選択。Searsがメールオーダーの店だってことはアメリカ人ならみんな知ってる。これからはネットを上手く使って生き残っていくはず」
って。
それから数年、そのとおりだなーって思う。

店舗は薄暗くていまいちパッとしなかったけど、ネットショップを見るといろんなサービスがあって「へぇ〜」って感心するよ。
きっと高齢者や町まで距離のある人(いや、本当に砂漠を1時間走り続けないとガソリンスタンドもないようなところ、普通にあるんだってば)には、なくてはならない店だよね。

ちなみに今検索してて知ったんだけど、Searsの本社ってこのあたりらしいよ。
イリノイ州のHoffman Estatesだってさ。





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■で、Searsの修理オーダー。
来てもらう時間を指定できるんだけどさ………

さすがアメリカ。
選択肢が少なすぎ(^^;
うちが指定した時間帯は、


午後1時〜5時


そうです。
午後は外出できない覚悟です(笑)
いや、もうこんなの慣れっこですわ。
時間帯まで指定してたって、結局その日は来なかったリペアマンだって何度か経験しましたから〜w。
でもまぁ、今回は個人じゃなくてSears通してるから、今日中には来るんだろうな〜、でも歯医者の予約も入ってるから5時までに来なかったら出かけちゃうもんね〜、と気長に構えておりました。

で、結局来たのは4時過ぎ。
1時間前じゃないか、グッジョブ。
でもすぐに息子のお迎えに出かけたので、昼寝してた娘を叩き起こして留守番を頼みました。
リペアマンは、
「え?お母さん、子供置いて出かけちゃったの!?」
って、小学生と間違えて驚いてたらしいけど(^^;

リペアマン待ちのお留守番代行サービスなんてのも需要ありそうだよねぇ(笑)




■震災から2年。
黙祷。

アメリカでは1日遅れだけど、今日の子供たちは、2年前に私のカレッジで実施してたチャリティのTシャツを着て学校へ行きました。

じつは今日が息子の誕生日。
TVをつければ(テレビジャパンは入れてないので、ネットに上がってる動画ニュースですが)震災関連のトピックで、夕飯を食べながらみんな無言でした。
そんな時に思い出したように息子が、
「オイラさぁ、これからもずっと誕生日が来るたびに嬉しいとか祝うって気持ちじゃなくて、なんかこう、……祈ってしまうよ」
って。

そうだよね。
ほんと、そうだと思う。

……私の両親の実家が宮城なもので、今でも私の親類のほとんどが宮城県内および東北各県、夫の両親と親類は北関東に住んでいます。
数年に一度の一時帰国の際には、先祖代々の墓参りのために、都内に住んでる私の母と叔母を、私の運転で宮城まで連れて行くのが恒例行事。
震災の半年前の夏にも最大震度だった内陸部〜沿岸部〜郡山〜会津〜いわき、と走ってきたばかりでした。
地震の一報は直後にたまたまTwitterで知り、安否確認ができるまでの長い長い時間、ずっと震えが止まらなかったことはたぶん一生忘れられないでしょう。

今日、一日遅れの動画ニュースを見ていて、
「ねぇ、もしもさ。2、3年後にあんたたち2人とも大学のために家からいなくなって、パパもまた海外転勤になったら、ママは宮城のために働くってのはどう?」
と言うと、子供たちは
「えぇーっ」「うーん……」
という反応だったけど、ゴロ寝してた夫は
「いんでない? もしそうするなら応援するよ」
だってさ。
意外な反応(^^;

いや、50代になった私でも、需要があるならだけど。
つか、2〜3年後には、私なんか出る幕もないほど人々の暮らしがよくなっていますように(>_<)



■ここ数日、こっちのアマゾンや本屋さんの店頭を眺めていて思ったのだけど、地震や津波に関する書籍……ノンフィクションやメモワール的なエッセイや詩集とかって、日本の震災関連のものよりも、少し前にあったインドネシアに関するものが圧倒的に多いんじゃないかって。

そんなことを思っていたら、今日、学校から帰った娘も、
「学校の授業でも、日本よりもインドネシアの地震の方が話題なんだよね。今日だって、つか今日なのに、日本の震災のことは日本人生徒の間ですら話題になってなかった。なんでなんだろう」
………うーん、ほんと不思議だわ〜。
なんでなん?
先進国とそうじゃないとこの違い?
原発事故もあったから?

4、5年前にカレッジで受けてた地理や地学や地球科学の授業では、阪神淡路大震災の話にはよく触れてたし、ビデオも見せられたんだけどなぁ。




■帰国も近いというのに、最近また日本語の勉強を後回しにしてサボっている息子(-_-;
国語小論文のクラスを取ってる週1の塾の宿題ですら、ヤッツケ仕事になってきてます。
昨日もプリントの音読をヘルプしてほしいと言うので一緒に見ていたら、なんと、小学校5年生レベルと思われる短編ですらまともに読めない(-_-;;;


久しぶりに母の小言

息子の人生でおそらく3,800回目ぐらいの
「毎日日本語の本読め!漢字練習しろ!しばらくゲーム禁止!」命令



……いや、こんなふうに私が炎を吐いたところで、息子の日本語能力が上がらないのはよくわかってます。
こんなことぐらいで本人が心を入れ替えて一生懸命やるなら、今苦労してないってww

でもね、以前は何言っても叱っても「シラ〜」っとしてたのに、高校生になった最近の方が……つか、帰国の話が出てからだな。
日本語の勉強のことで怒るとすごく悔しがって、恥じて後悔して、「ごめんなさい」と涙を流すんですよ。

そんな昨日だったので、今日の夕方に
「塾の宿題は? 作文あるんじゃないの? 編入試験は辞書ナシだよ」
とハッパかけていたら、いつの間にか私の隣りに寄り添って座ってブツブツと何かを言ってます。


よく聞こえなかったんですけどテキトーに相槌打ってたら、途中で「あれ?」と気になる単語が耳にひっかかり、
「え?なに? もっかい言って」
と聞き返したら、
「帰国するのがつらい、ってオイラが言うのは、編入試験や日本語のことじゃないんだ。そんなことは本当はそんなにつらくない」
って。


「ねぇ、ママはアメリカに引っ越して来た時、何が一番つらかった?」


………ああ、もう。
わかってるのよ、この子が一番つらいと思ってること。
それなのに、
「日本の高校に、どこも入れなかったらどうしよう」
って思うとついつい焦って、
「勉強しなさーい!」
ばかり言ってる私。


……この後、息子は私の肩に顔を埋めて静かに泣いてました。


(続きはまた後日)







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profile
name : ゆう

住所:イリノイ州シカゴ郊外
2001年8月カリフォルニア州オレンジカウンティに渡米

2010年7月現住所に転居
出身:東京の下町
年齢:高1と高3の子供がいるようなお年頃
職業:主婦+大学生(休学中)

専攻:
Irvine Valley Collegeの
Computer Information Management; Desktop Publishingで
AS Degree(理系準学士)を修得&卒業。
現在はHarper Collegeの
Computer Information Systems; Web Developmentで
Certificateコースを休学中。

好き:
本、書店巡り、読書、筒井康隆、島田荘司、
綾辻行人、伊坂幸太郎、有川浩、文章書き、
洋裁、Mac、サイト作り、ジャズ、ビール、
DTP、ウェッブデザイン、電子書籍、
バーボン、アドベンチャー&ノベル系ゲーム、
スキー、車&オートバイの運転、カメラ

嫌い:
英語、人種差別、Gで始まる黒いアイツ

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