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高村薫『マークスの山』、やっと読み終わりました。

いやー、今回は時間かかりましたよ〜。
特に上巻の前半が。

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この作品は、たまたま数年前に映画で見てしまいまして、じつは犯人も大体のストーリーも知っていたんです。
その時の印象は、
「荻原聖人すげー」

「絶対これ、原作のスケールや空気を描ききれてないって」
というものだったので、一応原作もブックオフで買って積んでありました。

ところが、最近またドラマ化されたと知り、慌てて本棚から引っ張り出したという次第。
でも登場人物が多く、ひとりひとりの性格も緻密に描かれてるせいかなかなか進まなくて。



そんな感じで、ちょっと読んではウトウト、ということを繰り返していたんですけど、上巻後半からは俄然面白くなって、下巻は一気読みでした。


ふうぅ〜〜〜〜(´o`;


ちゃんとした感想(?)はそのうち『読書ブログ』の方に書くけども、個人的にはなんといっても加納×合田に萌えました(* ̄∇ ̄*)
なんなんだ、この二人ぃ〜〜
森くんも可愛いぞぉ〜〜〜

このコンビはシリーズらしいんで、楽しみです♪


あ、上の写真の左の本、『Hatchet』は小学校高学年向けのペーパーバックで、息子の絶賛お薦め本。
足掛け3年目にしてまだ読み終わってません(^^;






おまけ。
オーガニックフードショップのTrader Joe'sで買った2.99ドルワイン。
人気なようですね。
箱買いしてる人も見かけます。
めちゃくちゃ美味しい!ことは決してないですが、値段のわりにはなかなか。
普段のテーブルワインにはいいんじゃないかい?








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訂正です。
「照柿」のNHKドラマの合田雄一郎役は三浦友和でした。中井貴一は映画ですね。
今日、たまたま友達と話していて判明しました。
野口五郎が秀逸でした。

高村薫は、女流作家(こんな括り方、高村薫は不本意だと思いますが)としては別格です。
長編大作をバーンと出すので寡作だと思います。
文庫化するとき改稿するようです。

そうです、そうです、H5年直木賞のマークスの山は早川のハードカバーです。照柿もレディジョーカーもあるんですね、当分、読書の醍醐味を堪能できますね。専業主婦時代、みんな送り出し家事を済ませ、一人静かに本読む主婦ならではの幸せでした。
宮部みゆきは反対に書いてますね、多作ですし、
流行作家としての力量は立派だと思います。
「模倣犯」は宮部作品の中では異質で、作家として新しいことに挑戦(密かに)したけれど歯切れが悪くなった、私はそう思った次第です。ただし、映画になるし、売れましたし、面白いことも確か・・・・
宮部作品なら「火車」「理由」「魔術はささやく」が好きです。
アキバの行政書士 URL 2011/01/07(Fri)02:16:36 編集
>アキバの行政書士さん
わざわざ訂正をありがとうございます。
そうそう、中井貴一は映画の合田でしたね。
映画を見たのはもう何年も前なので、荻原聖人の犯人が強烈な印象だったこともあってあまり覚えていないんですが、原作のイメージとしては三浦友和より中井貴一かも。
(でも個人的には、スニーカーで駆け回る刑事なら、もっとがっちりした三浦友和や上川隆也の方がハマリ役かな?)

野口五郎……俳優のイメージが薄いのでとても意外な感じがしますが、合田を気遣う優しい雰囲気はぴったりですね。
ドラマ『照柿』、見れたらいんですけど……。

ええ、アキバの行政書士さんのおっしゃる通り、宮部みゆきはもっと『エンタメ作家』ですね。
それでももちろん、好きな作家さんですが。

アキバの行政書士さんが『魔術はささやく』がお好き、って、ちょっと予想外です。
じつは私も大好きな作品で、宮部作品を読むきっかけになったのが『魔術はささやく』と『レベル7』でした。

『模倣犯』の映画は途中で断念しました。
原作者の宮部氏自身も、完成試写の途中で怒って退席してしまったらしいですよ。

【2011/01/07 18:45】
ぜひ、読み比べを
読みでがありますよね、マークスの山。
ゆうさんが読み終えたのは、全面改稿した方だと思います。ぜひ、H5年に直木賞受賞当時のマークスの山も読んでみてください。
高村薫は、全面改稿する理由として社会情勢が変わり子供たちの影響を考慮して改稿したと言っていました。確かに、H5年当時は精神分裂病といった病が「統合失調症」に統一されたり、少年犯罪の特異性が際立ったりしましたが・・・・

私は、全面改稿には反対のほうです。あとから読み返して、拙さが目立ち手直ししたいのは、どの作家さんも同じで、荒削りだけど、若さとか空気感とか、そのときの勢いがあると思うのです。
一度、世に問うたら、そのままの姿でいるべき。
高村薫なら、売れるから出版社も全面改稿を認めるのでしょうね。

合田雄一郎はその後の「照柿」「レディジョカー」でも出てきます。高村薫の硬質な文体からうまれた刑事ですね。NHKのドラマで中井貴一、
そして野口五郎が幼馴染を演じた「照柿」よかったですよ。

本は心の栄養ですね。
アキバの行政書士 URL 2011/01/05(Wed)04:05:58 編集
>アキバの行政書士さん
改稿前っていうと、ハヤカワから出ていたハードカバーですか?
それでしたら何故か本棚にあるので、次の機会に読んでみますね!

あの作家さん、そんなに書き換える人なんですかぁ。
ちょっと気になります。
まぁ、確かにあの作品自体、障害者や左翼に関わる部分が多いですからね。
神経質になるのもわかります。
最近のドラマ作品も、かなり設定が変わっていました。

一度世に問うたもの……なるほど、共感します。

同様に女性作家の社会派長編ミステリで印象的だったものに、宮部みゆき『模倣犯』があります。
私はハードカバーで読んだんですけど、こちらも文庫だとちょこちょこ改訂されているようですね。

高村作品では、『レディ・ジョーカー』と『照柿』も確か本棚にあったはずなので、読むのが楽しみです。
本は私にとってベツバラです(^^)
【2011/01/06 16:48】
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profile
name : ゆう

住所:イリノイ州シカゴ郊外
2001年8月カリフォルニア州オレンジカウンティに渡米

2010年7月現住所に転居
出身:東京の下町
年齢:高1と高3の子供がいるようなお年頃
職業:主婦+大学生(休学中)

専攻:
Irvine Valley Collegeの
Computer Information Management; Desktop Publishingで
AS Degree(理系準学士)を修得&卒業。
現在はHarper Collegeの
Computer Information Systems; Web Developmentで
Certificateコースを休学中。

好き:
本、書店巡り、読書、筒井康隆、島田荘司、
綾辻行人、伊坂幸太郎、有川浩、文章書き、
洋裁、Mac、サイト作り、ジャズ、ビール、
DTP、ウェッブデザイン、電子書籍、
バーボン、アドベンチャー&ノベル系ゲーム、
スキー、車&オートバイの運転、カメラ

嫌い:
英語、人種差別、Gで始まる黒いアイツ

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