とるにたらない日々 *写真および文章の無断転載はご遠慮ください*
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昨日の母との会話を思い出すと、帰国しない決断で本当にいいものか、数年後に後悔することにならないかと、不安になってきました。
今日は赴任先のシカゴへ戻る夫を空港へ送る途中、少し時間があったのでカフェに寄って4人で話し合いました。
まず、もし日本に帰るなら、シカゴへ行かずに今帰国して欲しいらしい。
昨年暮れに今のアパートへ引っ越す際、ほとんどの荷物は引っ越し会社の倉庫に預けてあるのです。
なので、5月に入った今、引っ越し会社の方から、今私たちが住んでいるアパートの荷物をいつ回収したらいいのか(=シカゴへの引っ越し)、日程を決めて欲しいと言ってきました。
今ならば、もしかすると交渉次第では、日本への引っ越し費用は会社が負担してくれるかもしれない。
でも、シカゴ行きも会社負担なので、シカゴへ引っ越してから帰国したいと言っても、引っ越し費用は自腹になるのが普通。
まぁ、日本の家は狭いから、持って行ける家具などはなくて、ミシンとパソコンと本ぐらいなんだけど。
それに、一度シカゴに引っ越してしまったら、借家は年単位の契約になるから、それ以前に引っ越すとなるとペナルティが生じるし、第一、4人で住むような大きな家だと、荷物もまたそれなりに増えてしまう。
夫としては、私と子供たちが帰国して一人になったら、できるだけコンパクトに暮らしたいから、日本に送れなかった荷物は全て処分したいらしい。
……これ、日本からこっちに引っ越す時にも経験したんだよね。
愛着のあるものでも処分しなくてはならないのって、結構傷つく。
息子もなんとか説得して日本に引っ越したとする。
でもねぇ、問題の娘、大学はアメリカで行きたいって言ってるの。
息子も日本では大学なんて無理だろうけど、アメリカでだったらコミカレ(準学士)ぐらいは行けると思うんだ。
私でも行けるんだから。
グリーンカードの件はなんとかなりそう。
でもそうなると、身辺整理して、大金使って帰国したとしても、子供たちは数年でアメリカに戻ることになる。
その頃にはきっと、息子も私がいなくても大丈夫になっていることだろう。
しかし、今度は夫と子供たち3人のアメリカ生活にお金がかかって、きっと私一人ぶんの生活費の仕送りは難しいんじゃないかな。
あーーーうーーーーん…………
その頃には母は80近いのかぁ……………
そもそも娘がこちらの高校を卒業してくれたら、何も問題ないのかもしれない。
でも、そうだったとしても、母にこんなに寂しい思いをさせていいのか??
結局、夫は
「とりあえずシカゴ行こうよ。行ってみて、もしどうしても日本に帰らなくちゃならなくなったら、なんとかなるよ。ママの車売って………他に何か売れるものない?」
などと言ってくれたけど。
一旦引っ越してしまったら、生活が落ち着くまでバタバタして1年ぐらいはかかるだろうし、そのうち、私を含めていろんなことがうまく回り出したら、帰りたいって言いながらカリフォルニアで9年たってしまったように、なかなか帰れなくなると思うんだよね。
……母がいつまでも元気でいてくれることを祈るばかりです。
(ほかの海外在住者さんが、親御さんのことをどうされているのか聞いてみたいものです)
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