とるにたらない日々 *写真および文章の無断転載はご遠慮ください*
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何もしてあげられないので、せめて声ぐらいは、と、母に電話をしました。
今日は通話料会社持ちの夫の携帯からかけたので、思う存分話せてよかったです。
「日本はゴールデン・ウィークでね、いいお天気なの」
と上機嫌。
そういえば母、父が亡くなってからは同区内に住む幼馴染と、よく日帰り旅行を楽しんでたっけ、と想い出しました。
「お母さんはどこか出かけないの? Tさんは?」
と話を振ったら、急に沈んだ声になって、
「ううん、遊んでくれるような人、誰もいないわよ。Tちゃんとは縁切れちゃったし」
Tさんと母は同じ年齢、同じ部落(適切な表現ではないかもしれませんが、変な含みなく、今でも普通に使われている言葉です)出身で、子供の頃から仲良し。
一緒に就職試験を受けたり、同じ時期に上京したり、かれこれ70年近くずっと助け合って生きてきたんです。
「死ぬまでずっと友達だね」なんて言ってたのに、一体どうしちゃったの!?
話を聞けば、母とTさんの間に何かあった、というよりは、2人の仲良しぶりを妬んだTさんの妹(この人も私が小さい頃からよく知ってる人なので非常に残念)にデタラメな噂を流されて、Tさんが怒ってしまったんだそうです。
「近くに孫(私の兄の子供)がいたって、1年に1度ぐらいしか顔見せないし、電話なんかゼロよぉ。寂しいもんよ。孤独だわ」
………。
そんなことを聞くと、たまらなく帰りたくなってしまう。
一時帰国では、アメリカに戻る時にまた成田で泣かせてしまうから、もうずっとそばにいたいと思うよ。
そばにいたらいたで、小さなけんかは日常的にするけれど。
今回の我が家のゴタゴタ……娘の登校拒否やカウンセリングや転校のことなど話しました。
その途中には、日本への引っ越しの話も出ていたこと、もし帰国するなら母のアパート(アパート経営をしてるのです)に家賃を払って住むつもりだったこと、高校の編入試験のことを調べたことなども話したら、
「……でもまぁ、よかったじゃない。そっちで肌に合いそうな高校へ転校できて」
と。
本当はどんなにか、私と子供たちと近所で暮らしたいかと思うんだよね。
でも、私と娘はどんな不便も我慢できるとしても、息子のことを思うと踏み切れない。
彼、たとえば今日学校であった出来事などを私に話していても、日本語では説明しきれなくて途中から英語になってしまうのよ。
日本語の読み書きは小学校3、4年生レベルだし(実際は中2)。
かといって夫と2人でアメリカで生活、というのも無理。
夫は私と子供たちが日本で暮らすことには反対してないんですけどねぇ。
問題の娘は、大学はアメリカで行きたいとか言ってるんですわ。
もし高校は日本、大学はアメリカとなると、どうなってしまうの!?
なんとかグリーンカードはキープするとして、留学生扱いにはならずに済みそうだけど、じゃあこっちの子だったら、高校の成績によって大学に入れるかどうかが決まるわけで。
さらに、もしも私がグリーンカードを放棄して完全に帰国した場合、息子は??
彼の日本語力で受かる高校なんてあるとは思えない……。
しかも帰国子女枠で受験できるのは、帰国してから2年以内だし。
もしかしたら考えすぎなのかもしれない。
飛び込んでしまえばなんとかなるのかもしれないけど……。
“孝行したい時に親はなし”って言うしなぁ。
甘えん坊で心優しい息子をアメリカに置き去りには絶対しちゃいけないとも思う(アメリカのグレた男の子は本当にひどい)。
かといって日本でのいじめも心配。
男の子のいじめは、へたすりゃ殺されちゃうから。
母は
「孫たちの明るい声を聞けて嬉しかったよ。転校先でうまくいくといいね」
なんて言ってくれたけど、私としては、帰国のチャンスを逃した気がしてならないのです。
一緒に就職試験を受けたり、同じ時期に上京したり、かれこれ70年近くずっと助け合って生きてきたんです。
「死ぬまでずっと友達だね」なんて言ってたのに、一体どうしちゃったの!?
話を聞けば、母とTさんの間に何かあった、というよりは、2人の仲良しぶりを妬んだTさんの妹(この人も私が小さい頃からよく知ってる人なので非常に残念)にデタラメな噂を流されて、Tさんが怒ってしまったんだそうです。
「近くに孫(私の兄の子供)がいたって、1年に1度ぐらいしか顔見せないし、電話なんかゼロよぉ。寂しいもんよ。孤独だわ」
………。
そんなことを聞くと、たまらなく帰りたくなってしまう。
一時帰国では、アメリカに戻る時にまた成田で泣かせてしまうから、もうずっとそばにいたいと思うよ。
そばにいたらいたで、小さなけんかは日常的にするけれど。
今回の我が家のゴタゴタ……娘の登校拒否やカウンセリングや転校のことなど話しました。
その途中には、日本への引っ越しの話も出ていたこと、もし帰国するなら母のアパート(アパート経営をしてるのです)に家賃を払って住むつもりだったこと、高校の編入試験のことを調べたことなども話したら、
「……でもまぁ、よかったじゃない。そっちで肌に合いそうな高校へ転校できて」
と。
本当はどんなにか、私と子供たちと近所で暮らしたいかと思うんだよね。
でも、私と娘はどんな不便も我慢できるとしても、息子のことを思うと踏み切れない。
彼、たとえば今日学校であった出来事などを私に話していても、日本語では説明しきれなくて途中から英語になってしまうのよ。
日本語の読み書きは小学校3、4年生レベルだし(実際は中2)。
かといって夫と2人でアメリカで生活、というのも無理。
夫は私と子供たちが日本で暮らすことには反対してないんですけどねぇ。
問題の娘は、大学はアメリカで行きたいとか言ってるんですわ。
もし高校は日本、大学はアメリカとなると、どうなってしまうの!?
なんとかグリーンカードはキープするとして、留学生扱いにはならずに済みそうだけど、じゃあこっちの子だったら、高校の成績によって大学に入れるかどうかが決まるわけで。
さらに、もしも私がグリーンカードを放棄して完全に帰国した場合、息子は??
彼の日本語力で受かる高校なんてあるとは思えない……。
しかも帰国子女枠で受験できるのは、帰国してから2年以内だし。
もしかしたら考えすぎなのかもしれない。
飛び込んでしまえばなんとかなるのかもしれないけど……。
“孝行したい時に親はなし”って言うしなぁ。
甘えん坊で心優しい息子をアメリカに置き去りには絶対しちゃいけないとも思う(アメリカのグレた男の子は本当にひどい)。
かといって日本でのいじめも心配。
男の子のいじめは、へたすりゃ殺されちゃうから。
母は
「孫たちの明るい声を聞けて嬉しかったよ。転校先でうまくいくといいね」
なんて言ってくれたけど、私としては、帰国のチャンスを逃した気がしてならないのです。
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