昨日の日記でも書いたけど、多読というかなんというか、もうすでに頑張ってるってほどじゃないんですが、英語の本を継続的に読むようにしています。
大人向けの一般小説やノンフィクションは、「頑張るぞ!」って時だけ(^^;
ほどんどは小中学生向けの小説か、英語学習者向けのグレーデッドリーダースというシリーズをユルユルと読んでます。
(ダメだね、これじゃあ上達しないね;;)
でも、子供向けの本は内容的にBBA48にはもうついていけないし、グレーデッドリーダースは読みやすくてまぁまぁ面白いんですけど、ちょっと古くさいしぶっちゃけ飽きます(笑)
で、最近図書館で見つけたお気に入りシリーズ、『
Orca Soundings』。
これは
読書が苦手な中高生のネイティブスピーカー向けなのです。
(読書が苦手な小学校高学年〜中学生向けの『
Orca Current』、大人向けの『
Rapid Reads』もあります)
『現代的な内容、早い展開、目が離せないストーリー、わかりやすい英語』との商品コンセプトで、結構好きなんです。
地元図書館のティーンのコーナーへ行くと、かなり揃ってますし。
ところが、今読んでるAlex Van Tol『Shallow Grave』が、なかなか先に進まないのですわー。
以前借りて読んだ、同じ作家さんの『Redline』がかなり面白かったので借りてみたんですけど…。
わからない単語はほとんどないのに、物語の中で何が起きてるのかがよくわからない。
女の子2人が、何かの罰としてボートハウスの掃除に行ったぐらいしか。
2人の会話が多いのだけど、何言ってるのか、怒ってるのか笑ってるのかさえチンプンカンプン。
そう、このシリーズ、対象読者が
『読書が苦手な高校生のアメリカ人』なので、主人公たちもちょっとワルっぽいティーンエイジャー。
机の上に教科書広げて英語を学んだオバサンには、聞いたこともない英語ばかりなのです。
ちょっとくじけそうになってた本日夕方、隣りにいた息子に、
「ねぇ、ちょっとこれ読んでみてくれる? 今読んでるんだけど、内容が全然わからないんだよ」
と押しつけてみたら……
「Oh, it's too recent to you, mom!」(ママには新しすぎる!)
って。
ええええ、失礼な!「最初の部分、わかる?」
と訊くので、チャプター1の最初のパラグラフを再読。
「"This is awesome,"…わかるよ、これぐらい。でも次の
"Hard-core manual labor is exactly how I planned to spend my Friday after school."
がよくわかんない。『Hard-core manual labor』って何?」
……もう冒頭からこんな感じなのです。
「でしょ。このHard-coreはオイラたちの言葉で、『クソマジ』みたいな感じ。だからこの台詞は皮肉で怒って『最高じゃん(-_-;』って言ってるんだよ」
「じゃあこの台詞は、『最高じゃん。このクソマジな肉体労働、金曜日の放課後にぴったりだわ』って言ってるの?」
「そうそう^^」
ああ〜!なるほど!
だよね〜辞書引いてもわからんよね〜。
で、私が楽しみを兼ねた英語力維持のために英語読書をしてることを知ってる息子に
「なんでこんなの読んでるの? わかんないでしょ?時間のムダだよ。他の本読んだら?」
(-_-;
「いや、こういう行儀悪い英語を学ぶ機会なんてないからさぁ」
「ママがこういうオイラたちみたいな21世紀を生きる若者の英語覚えてどうすんの?」
「覚えるつもりはないけど、せめて何言ってるか理解したいなーと思ったのよ。映画だってこういう英語、普通に出てくるじゃん」
「うーん、そうだけどさぁ。……日本帰ったらこんな英語、必要ないと思うよ」
……そんなアドバイスをされました(-_-;
確かにそうかもしれないけど……
イギリスの出版社から出ているPenguin ReadersやOxford Bookwormsなどのグレーデッドリーダースではまず読むことのできない、でもアメリカの高校生の間では普通に使われてる英語に触れることができる、という意味で、「日本でもこのシリーズを読む人が増えたらいいな」なんて秘かに願ったりしております(笑)
この『Shallow Grave』、冒頭の部分で主人公の気持ちと状況が理解できたら、急に読めそうな気がしてきました。
諦めずに最後まで読んでみようと思います^^
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