今回は釣りの予定もなかったし、まだ雪も残っているだろうということで、我が家から一番近い
Chain O'Lakes State Parkへ。
ここはもう何度も行ってるおなじみの場所なので、カーナビも持たずに軽い気持ちで出かけました。
冬もオープンしてるのは知っていたし。
ところが……
着いてみたら、乗馬やクロカンスキーなどアクティビティはOKでも、キャンプサイトは冬期閉鎖??
一応行く前にウェッブサイトはチェックしたんだけど、キャンピングの冬情報は特に書いてなかったんだよなー(-_-;
宿泊手続きをする事務所に鍵がかかっていたので、諦めました。
で、冬期も確実にやってるキャンプ場と言えば、私たちが知ってるのは12月上旬に釣りで行って泊まった、ウィスコンシン州にある
Kohler-andrae State Parkだけ。
ミルウォーキーからさらに北なので2時間ぐらいかかりそうだったんですが、もうキャンプすることしか頭になかったんで(笑)、そのままひたすら北上しました(^^;
到着してびっくり。
雪が残っていることは覚悟してましたが、中途半端に解けかかってるので、キャンプサイトのほとんどが雪解け水で水没してます。
事務所でチェックインした時、一応決まった番号のサイトを取ったんですけど、
「泊まってる人ほとんどいないから、好きな番号の所を使っていいよ」
と言われた理由がよくわかりました。
私たち以外2、3組のキャンパーはみんなでっかいキャンピングカーで来てたからあまり関係ないんだろうけど、正直言ってテントを張れそうなサイトはほとんどない。
車で何度もぐるぐる回って、やっと1ヵ所水没してない場所を見つけてテントを張りました。
(最初の写真)テントの目の前にある井戸も凍ってて使えないし、1ヵ所だけオープンしてるトイレも、凍結した道をしばらく歩かないと辿り着かない。
……だけど、そんなことは全然苦にならないほど、久しぶりのキャンプは楽しかったです^^
毎度のことながら、写真撮って焚き火して肉焼いて喰って、あとはひたすら本を読んでるだけなんですけどね(笑)
(ちなみにアルコール厳禁です)
↓火起こしする息子。
着火剤を使えば一瞬なんですけど、毎回こうやってメタルマッチで種火を作る『儀式』ですな(^^;
マグネシウムを粉状に削って、火打石で着火させます。
試行錯誤が功を奏して、最近は10〜15分ぐらいで火を起こせるようになりました。

↓小さくなって履けなくなった息子のジーンズで作った、薪専用トートバッグも今回デビュー。
ビニールラップで束にされて売ってる薪は、一旦束をほどいてしまうと持ち運びが大変なんです。
車の中も木屑で汚れるし。
使いかけの薪にピッタリの大きさと、肩にかけられる紐で大好評でした♪

今回は、12月上旬と同様に電源が使えるサイトを借りたので、快適でした^^
電気毛布持参でテントの中はヌクヌク♪
電気スタンド、カセットコンロ、Wi-Fiも持って行ったので、やってることは家にいるのと大して変わらないかも(笑)
チーズフォンデュやりながら、iPadで映画や動画観て、深夜まで夫と息子はゲーム、私はKindleで読書♪
たったそれだけなのに、どうしようもなく楽しいのはテントだからかな?
……そして、それぞれがゲームや読書で静かになった頃、あの訪問者が………
周囲に他のキャンパーはいないのに、かすかな物音と生き物の気配が私たちのテントに近づいてくる。
3人ほぼ同時に気づいて、息を潜め耳に神経を集中していると……
荒い息づかいがテントに接近したかと思うと、テントの前室(入り口の外側のフライシートに覆われた部分)で大きな物音が!
前室にしまっておいたゴミ袋をまさぐる音に、夫が
「やられた!」
と入り口のファスナーを開けると……
↓地面とフライシートのわずか10cmほどの隙間から入り込んだ奴らが、一瞬にしてゴミ袋をひきずりおろし、なんと、クーラーボックスの蓋を開けて中を物色中!

なんという早業!
クーラーボックスからは、明日の朝食にしようとアルミホイルでくるんであった食べ残しのステーキと、パーティパックのサラダが取り出されて地面に散乱!
くそう。
私のサラダになんてことを。
ランチドレッシングを手でかき回しやがって。
↓もう食べられなくなったステーキを、クーラーボックスの上に乗せて待ち伏せてみた。
アイツがひょっこり。

↓ちょっ……!!
フラッシュたいて撮ってるのに、全然逃げないんだよ!
じつはこの時、フライシートの向こう側にも仲間が数匹!

アイツの正体は、そう、ラクーン(あらいぐま?たぬき?)。
Chain O'Lakeのキャンプ場では、貴重品の入ったバッグを引きずられて盗まれそうになったこともあるよw。
見た目は可愛いけど、何でも持って行っちゃうから要注意。
結局この日はしばらくラクーンと遊んだ後、クーラーボックスの上に、ロックがかかるプラスチックケースを乗せておいたら、明け方近くまでテントの周りをずっと嗅ぎ回ってたわ。
すっごい鼻息で(笑)
こんな寒い時でも、元気なんだなぁ〜w
ちなみにこの日の気温は、
-5〜5℃でした。
2時間北上するとだいぶ寒いってのを忘れてたわ(^^;
もひとつちなみにキャンプ料は、電源使えるところだと1泊20ドルが一般的です。
プラス、駐車料金が他州ナンバーだと1泊10ドルなので、我が家はウィスコンシン州立公園の年間パス(1年で35ドル)を買ってあります。
来週もまた行けるといいなぁ〜^^
独身時代は長いことオートバイで一人野宿ツーリングしてたけど、大きくなった我が子と一緒にオートキャンプするのがこんなに楽しいなんて、想像もしてなかったわん。
あと何回一緒に行かれるかしら。
夫と二人じゃ、まず行かないだろうし(^-^ゞ
帰国して、娘の大学が決まったら、息子連れて北海道に行かれないかしら……と本気で考え中。
(娘はアウトドア大嫌いw)
オートバイでも車でもいいから、テント持って。
夫は途中で帰っていいから(笑)
……久種湖のキャンプ場なんて、今でもあるのかなぁ〜。
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今回のキャンプのお伴はコチラ。
キャンプ中の読書は、山岳小説や山岳ミステリを読むことが多いんですが、今回はなんとなくホラーが読みたくて。
オススメされて読んでみたら、ホラーというよりはサイコサスペンスでした。
もちろん、これはこれですごく楽しめたので、オススメthanxです^^
映画版も、森田芳光監督、大竹しのぶ主演だそうなので興味津々♪
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本日深夜になって、息子の陸上部から私宛に一斉配信のメールが。
息子と同じ学年の部員の子が亡くなったので、明日は朝7時からミーテイングがあるそうだ。
↓今日も読んでくださってありがとうございます(^-^)
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