とるにたらない日々 *写真および文章の無断転載はご遠慮ください*
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以前も書いたことなんですが、アメリカでは16歳から自動車の運転免許を取得できます。
(もしかしたら州によって違うのかも)
さらに、カリフォルニア州ではなかった制度ですが、イリノイのこの学区では、高校の授業でドライビングクラスが必修になっています。
つまり、車に興味がない子や運転する予定のない子も全員が道交法を勉強して仮免許を取り、学校の授業でビデオを見たり、実際の運転方法を習って高速道路の実地運転まで練習するのです。
親御さんのなかには
「不安で仕方ない」
と言う方もいらっしゃるようですが、私はとてもよい制度だと思っています。
だってアメリカはだだっぴろい上に、公共交通機関がほとんどないので、いつか必ず自分で運転せざるを得ない局面に出くわすと思うんです。
そんな時、アクセルとブレーキもわからない、とか、道交法をまったく知らないのでは困りますよね。
それに、一般のドライビングスクール(日本で言うところの教習所だけど、教習コースはなくて、教官同乗で公道で練習する)は日本の教習所なみに高いと聞きました。
高校の授業で、という制度がなかったカリフォルニアでは、ティーンエイジャーの無免許運転も多かったですし。
で、車大好きで早く運転したくて仕方ないうちの息子。
誕生日が3月なのでちょっと出遅れましたが、やっと今年の後期にドライビングクラスを取れることになり、まだ15歳ですが、今日は試験場へ行ってきました。
日本では仮免といえば、教習所でしばらく教習受けて、路上教習の前に受けますよね。
でもこちらは、ドライビングクラスを受ける子は前もって学校から書類と道交法の小冊子をもらいます。
それで自分で勉強して、書き込んだ書類と必要なものを持って試験場→申請と学科試験のみ、という流れです。
うちのアホ息子は、前期も終わろうかという年末になって
「あー、授業始まる前にパーミット(仮免)取らなきゃ〜」
と言い出し、大慌てで必要書類揃えたのでした。
(去年ドライビングクラスをパスした娘には、怒られるやら呆れられるやら…)
しかも
「もうパーミット取った友達は、テストめっちゃ簡単だったって言ってた」
とかナメたこと言っちゃって、道交法の本を読んでる様子もまるでない。
どうするのさ(-_-;
いくら本試験より簡単だって言ったって、道交法の知識ゼロでは受からないだろうよ……。
さらに、授業が始まっても仮免取ってない子は実技練習に参加できないので、それだけでどんどん減点されます。
「みんなが簡単だって言う試験に落ちたら、一生ネタにしてやる」
とか、
「一発で受からなかったら、次からは自分のお金で受けなさいよね」
と脅して、今日慌てて本を読ませました(^^;
で、期末試験2日目の今日、上の娘にも同行してもらって試験場に行きまして、なんとか合格。
無事、仮免を受け取ることができました(ホッ)。
以下、外国人として必要だったものを書いておきますね^^
・学校のオフィスでもらうフォーム(授業に登録するともらえる)
・パスポート
・日本領事館発行の出生証明書(グリーンカードがあれば不要)
・3ヵ月以内のガスor電気or水道の請求書2枚(住所の証明)
・ソーシャルセキュリティカード
・20ドル(visaカード不可)
・身長体重も聞かれるので、測っておくといいです(フィートとパウンドで)
木曜日の今日、午後3時過ぎに行きましたら、待ち時間わずか10分ほどで事務手続き&視力検査→支払い→テスト→仮免発行とスムーズに進み、全行程で1時間もかかりませんでした。
でも、去年娘が夫と平日の早朝に行った時には、事務手続き前の待ち時間だけで2時間近くかかったそうです。
今回は本当にラッキー^^
ドライビングの授業が始まると、親同乗での運転練習が宿題になります。
運転大嫌いな娘の時にはそれが私も苦痛でしたが、今回はちょっと楽しみ♪
うちはオートマ車とマニュアル車があるので、息子にはマニュアルで仕込んでいこうと思っております^^
(私もマニュアル大好き♪)
↓今日も読んでくださってありがとうございます(^-^)
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